本日 27 人 - 昨日 153 人 - 累計 314662 人
RSS

日本を美しくする会関西ブロックリーダー研修


2022年11月20日(日)8:30〜

大阪市立城陽中学校でリーダー研修を開催しました。


c19404f9aa916c3bbef2d0f5b757616ad_4819068085569510325_221125


鍵山筆三郎相談役のご子息の鍵山幸一郎さんをお招きし、総勢41名の参加です、

朴の道HP


鍵山幸一郎さんは、山口県「朴の杜・鍵山記念館」(ほうのもり)の代表をされております。


fullsizeoutput_4776


もう一人、素晴らしいゲスト

多賀城掃除に学ぶ会 小畑貞雄さんです。

仙台からわざわざ夜行バスで来阪してくださいました。


きれい好きが人生を変えた・右下に記事(1)


小畑さんは東日本大震災の時に避難所のトイレ掃除を黙々とされていた方です。

震災ボランティアで全国から宮城に訪れた人と交流があり、大変親しみやすい方です。

当日もトレードマークのピンクの帽子とキティちゃんのピンクシャツで参加されました。


鍵山記念館代表 鍵山幸一郎氏講演


PB203921PB203923


fullsizeoutput_4774PB203914PB203910



印象に残った言葉

1.リサイクルに出す段ボールの縛り方について、父から徹底的に教えられた。

2,宅配便の配達員の方が呼び出しベルを押すと皆さんどうしますか?

受け取る側は、エレベーターのあるビルの7階の事務所にいます、

答えは、7階のエレベーターの前に印鑑を持って配達員を待ちます。

(配達員の効率を考え常に相手の側にたった行動をとる)

3.何にも、足りないくらいで用意して、足りなければ足すという考え方で行動。

昭和の歯磨き粉のCM で歯ブラシにタップリ歯磨き粉をかける。

商品をたくさん売るための作戦、実際は少量で良い。

4,月例会で、掃除をする時間が短くやり残しても、キリの良いところをリーダーが決めて引き上げる。(メリハリをつける)

5,創業前、会社員だった父は、社長の右腕としてなくてはならない存在に、社長から外車を渡すとか、報酬を増やすとか、破格の待遇で引き止めようとしたが振り切ってやめた。


二部:掃除実習


fullsizeoutput_4768PB203905PB203940PB203951c19404f9aa916c3bbef2d0f5b757616ad_4819068085569510325_221125PB203939PB203938c19404f9aa916c3bbef2d0f5b757616ad_4819068085569510325_221125


城陽中学校の2階のトイレをお借りし、2班に別れお掃除をさせていただきました。

私は、根本さん講師の元、お掃除をさせていただきました。


1,排水口のお掃除について

2,道具の説明は簡素簡潔に、実際に使ってみて体験をさせてください。


時間も少なかったので実践の場は正直物足りなく感じましたが、小畑さんが黙々と釣鐘と向き合っている姿を見れて幸せでした。


PB203949PB203948



三部:懇親会、鴫野会館に移り食事会


遠方から参加された皆さんと交流を図りました。


PB203960PB203965PB203962PB203961PB203963


今回、鍵山幸一郎さんをお迎えし、遠方から来ていらっしゃるのに、終始笑顔で接してくださりありがとうございました。


その小畑さん、幸一郎さん大阪に来るというので、福島県から遠路バスで来られました。

本当にありがとうございます。

懇親会での、小畑さんのエピソード、本当に感動させていただきました。

元自衛隊の隊員だったそうです。


僕は車好きなので、聞いたんです、赤いスポーツカーをお乗りと聞きましたが、トヨタ86ですか?小畑さんは、スバルBRZだよ!トヨタ86はダメなの?零戦のエンジンを開発した中島飛行機の流れを組む、スバル製だから本家本流のスバルBRZの方を選んだ。


その前はインプレッサWRXだったとか


車に詳しいわけではないがエンジンにこだわるとこが小畑さんらしいです。


スバルBRZ・トヨタ86



朴の杜・鍵山記念館にふと訪れた、大阪在住の男性の若者2名が、4日前にリーダー研修の事を知り参加してくださいました。素晴らしいタイミングです。



リーダーの心得とポイント

<心得>

その1:相談役の本を熟読し、機会を作りDVDをじっくり鑑賞する。

その2:結果よりも経過を大切にすることにより、小さなことにも感動できるよう、取組むことを心掛ける。掃除学ぶ会であることを念頭に、やり方に固執せず、感動を損なわぬよう配慮する。思いやりの心を育むことこそ、活動の目的であることを認識する。

その3:後片付けにはしっかり時間をかけ、丁寧に行う。


<ポイント>

・ 開会式は線を引いたよう、まっすぐ整列する

・ 下見はメリハリ(重点箇所)をつけるために行う

・ 整然とスタートする(個人の荷物、履物の並べ方)

・ 道具は必要と思われる物を並べる(明らかに必要でない物まで並べない)

・ タイムスケジュールをしっかり立て、その通りに進める(予定時間内に便器磨きが終わらなくても、次の行動に移る)

・ 自己紹介の際、感想発表のことも伝え、内容は具体的にしてくださいと伝える

・ 参加者の不安を取り除く(便器があまりにも汚ければ事前に掃除する気配り、クエン酸の有効利用)

・ 電球拭き等は儀式にしない(やる前とやった後の検証、微差僅差の勉強)

・ サブリーダーには、その日の役割を具体的に伝える

・ 経験則で進めると感動が薄まる(スポンジ→ナイロンタワシ→サンドメッシュ)

・ 指示は具体的に出す(カネヨンの量、バケツの水等)

・ 少なければ足すの考え方(プロテクトX-1、カネヨン)

・ 雑巾の絞り方、カネヨンの口の汚れはなぜ取るかを教えられるようになる

・ 道具の後片付けには、充分時間をかける

・ 等など